【最新型】オーラリングGen3の性能解説|24時間心拍測定が可能に
オーラリングの第3世代となる『Oura Ring Gen3』が発表されました。(公式ページより)
既に予約が開始されており、11月15日に販売予定です。
価格はシルバーとブラックが299ドル、ステルスとゴールドが399ドルです。
第二世代に比べ、飛躍的に機能がアップグレードされたので、概要を解説します。
レビューはこちら<オーラリングgen3最速レビュー!【1ヶ月使ってみた感想】>を参考にどうぞ。
目次
オーラリング第3世代の概要
(参照:ouraring.com)
表からわかるように、7つの点で大幅なアップグレードがされています。
英語で見にくいので、一項目ずつピックアップして解説していきます。
1. 日中の心拍測定が可能になった
第2世代では、睡眠時や瞑想中などの不動時に限り、心拍測定が可能でした。
第3世代では、日中でも測定可能になり、利用可能性が大幅に広がりました。
不整脈や心不全を持ってる方のヘルスケアにも利用できるかもしれません。
今回のアップグレードの中でも、特に注目の機能です!
2. ワークアウト中の心拍測定が可能になった
前述した通り、活動中の心拍測定が可能になったことにより、ワークアウト中の心拍測定もできるようです。
これまでは、この機能においてアップルウォッチが上を行きましたが、オーラリングが追いついた形です。
耐水性・耐圧性も抜群なので、水泳選手のヘルスケアに重宝されそうです。
3. 睡眠測定がアップグレード
第2世代でも十分に睡眠測定の質は高かったですが、さらに精度が上がったようです。
日本人は先進国の中で、最も睡眠時間が短いので、睡眠管理の精度が上がるのは嬉しいですね。
なお、睡眠測定のアップグレードは2022年に行われるようです。
4. 生理予測が可能になった
温度センサーが改善されたことにより、生理予測が可能になりました。
まだベータ版なので、今後も改良されていくはずです。
妊娠の早期発見もできるとういう研究も発表されてます。(参考:オーラリング(Oura Ring)で体温を記録するメリットとは)
画像の通り、カレンダーで簡単に管理する事ができます。
5. SpO2の測定が可能になった
センサーが一新されたことで、SpO2の測定も可能になりました。
アップルウォッチのシリーズ6で注目された機能です。
喘息やCOPD患者のヘルケアに応用できそうですね。
なお、この機能は2022年に搭載予定となります。(⇨2022.7に追加されました!)
6. オーディオやビデオガイドが利用できる
月額5.99ドルのメンバーシップも開始され、オーディオやビデオガイドなど多数のサブスクが利用可能になります。
オーラリングの使い方が大きく変わりそうな機能です。
なお、第2世代から買い換える方は生涯無料で利用でき、新しく買う方も半年間は無料です。
7. メモリサイズが大幅にアップ
フラッシュメモリのサイズが、0.5MBから16MBと32倍アップしました。
日中の心拍測定など、データ量が大きく増えたためのアップグレードだと思われます。
まとめ
オーラリングの最新型は想像以上に優れた機能を持っています。
健常人はもちろんですが、一部の疾患を持ってる方やスポーツ選手のヘルスケアに変革をもたらすかもしれません。
また、オーラリングの基本情報は別記事にてまとめているので、よければ参考にどうぞ。
オーラリング(Ouraring)の完全解説【性能・使い方・買い方】
オーラリングの基本性能や使い方、公式ページでの買い方等をまとめました。網羅的にまとめたので、ほとんどの疑問は解決できるはず。興味があれば参考にどうぞ!